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WordPress 5.2からリカバリーモードが採用

もうすぐリリースされるWordPress 5.2だが、新しくリカバリーモードが採用されるようだ。以前お伝えした「死のホワイトスクリーン回避」だが、追記にあるように、5.1での採用を見送っていた。

その理由としては、セキュリティに対する懸念が挙げられる。以前の提案では、「プラグインがエラーを起こしたら一時的にプラグインをオフにする」というものだったが、リリースも間近という頃になり「悪意のある攻撃によって任意のプラグインを停止させることができてしまうのでは」という懸念が持ち上がった。このため、5.1での実装を見送り、新たな「リカバリーモード」を採用することになったという次第である。

リカバリーモードとは?

ブログの説明によると、WordPressが致命的なエラーを起こした場合……

リカバリーモードの様子。Makeブログより。

開発者向け情報

上記の通り、できることはけっこう多そうだ。エラーが発生したときの対応によって二次被害が防げるので、活用の仕方としては色々あるだろう。幸い、いまはFacebookやtwitterなどのSNSでマルチチャネル配信をしているWebサイトが多いと思うので、そちらにユーザーを誘導するのが賢いやり方ではないだろうか。

なんにせよ、5.1で楽しみにされていた機能が形を変えて5.2で実装されることになった。リリースは4/30を予定している。

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