WordPressの大本営発表ともいえる State of the Word だが、今年はWordCamp US自体の開催がなかったため、基調講演だけをオンライン開催することになった。
開催概要
開催は日本時間2020年12月18日(金)深夜1時、つまり今夜である。以下のプラットフォームでライブストリーミングされる。
すでに公式サイトで伝えている通り、事前にYouTubeなどで動画をアップロードしておくとMattから返事が貰える可能性がある。もっとも、すでに当選者は決まっていると思うのでいまさらアップしても無駄かもしれないが。
State of the Wordは毎年のWordCamp USで大変な人気コーナーで、講演後の質問コーナーではMattへの質問のためにマイクの前に質問者が長蛇の列を作る光景がよく見られた。中には要領を得ない自己アピールを延々と話す人もおり、「有名人を前にするとそうなっちゃうよなぁ……」となんとも言えない気持ちで長口舌に耐えることもざらではなかったが、今年は事前に質問を募るということなので、そうしたケースは減るのではないだろうか。
気になるトピック
おそらく触れるであろうトピックのうち、気になるものは次の通り。
- コロナ禍の影響とリアルイベントの今後のあり方
- 同じくコロナ禍が与えたインターネットシフトの影響と、そこへのWordPressの関わり
- Gutenbergプロジェクトの今後の展望、とりわけフルサイトエディッティング以降について。
Matt Mallenwegという人は、WordPressの共同創業者というだけではなく、インターネット業界の巨人の一人でもある。そんな彼がどういった考えを持っているかを知ることは、未来を占う上で役立つだろう。
ワンモアシング
さて、このオンラインイベントだが、Capital Pでも便乗してZoomでの共同視聴イベントを開催したいと思う。突発的に思いついたことであり、なおかつ深夜ということもあるので、参加しづらいだろうが、Capital Pメンバーの西川伸一による解説を交えながら、「いまなんていった?」「へー」などといって盛り上がろう。
なお、Zoomという特性上霜降り明星的な事件を避ける意味でもURLはCapitalistのみに提供するので、あしからず。