WordPress.comを運営するAutomatticから新たなWordPress用ローカル開発環境としてStudioが発表された。現在、Mac版しか存在せず、Windows版は準備中のようだ。
WordPress Playgroundをベースにしているので、サイトが爆速で立ち上がる。サイトを開いてみると、管理バーの右に「SQLite」と書いてあるので、やはりPlaygroundで動いていることがわかる。
このサイトでもすでに取り上げたLocal by Flywheelがスタンダードとなりつつある気配だったが、ここに来て新たなツールが加わった。Localと比較すると……
- たしかにStudioは早いが、別にLocalも遅くはない。
- 設定項目はLocalの方が多い。WebAssemblyベースであることを考えると、これは今後も変わらない気がする。LocalはDockerベース。
といった印象だ。使いどころをどう変えたらいいのかはわからないが、もしかしたらWordPress.comのユーザーにとってはめちゃくちゃ便利な連携(ワンクリックデプロイなど)が出てくる可能性もある。今後の発展に期待したい。
なお、StudioとLocalどちらにも言えることだが、一般名詞すぎてググりづらい。短い単語がかっこいい、みたいな文化が英語圏にはあるのだろうか?