WordPressコミュニティは次期メジャーアップデートである4.8からInternet Explorer 10以下のサポートを打ち切ることを決定した。
これは以前より報じていた、新しいエディターを作成する際に後方互換性を担保する技術工数が増えすぎている問題による。決定の経緯がどのようなものであったのかは不明だが、WordPressのビジュアルエディタの根幹をなすTinyMCEがすでにIE10以下をサポート対象外としており、そもそもMicrosoftが2016年1月にこれらのブラウザのサポートをやめているというのがその理由だ。
WordPressは後方互換をかなり重視するソフトウェアであるが、ついにこの時期が来たといえるだろう。開発者にとっては朗報ではないだろうか。残るIEはバージョン11のみ、それ以降はEdgeブラウザとなる。