はじめに
この記事は、Qiitaで開催されているWordPress Advent Calendar参加記事で、昨日の「Google Home で WordPress にブログ投稿してみた」からバトンを引き継いて書いております。この記事を書かれたのは、リキッドデザインという会社で、LIQUID PRESSという100%GPLのテーマを販売しているテーマショップですね。メディア向け、ビジネス向け、スマホアプリの配布ページ向けのWordPressテーマを探している人は見てみてはいかがでしょうか?先日ポッドキャストに出てくれたSnow Monkeyのメディア向けの競合!
今度詳しくお話し聞いてみたいです。
Worst 10 に僕の記事が多い!
さて、このCapital Pというメディアサイトも1周年。
最近では、有料会員制も始まって、Slackのグループができたり、ポッドキャストも実はたくさんの人たちが聞いてくれていることがわかって、大変嬉しいです。この一年を振り返るにあたって、どうしようかなと思ったのですが、もっとも読まれていない記事にスポットをあててみよう、そして、反省を踏まえて共通点を探してみたり、こういう話にはみんな興味がないんだなということを把握・共有してみたいと思います。直近に公開された記事は除いており、利用規約みたいなページも除いています。
ちなみに、人気の記事のランキングは、サイドバー(モバイルの人はページの下)にありますので、どぞ。
10位
Matt Mullenweg による毎年恒例の方針演説@WordCamp USの内容まとめ
ツイートのまとめなのでしょうがないかな。書いたのは僕でした。こういう乱暴なツイートのまとめはあとできちんとコピペでもいいから記事の形にしたほうがよさそうです。時代を見るのには必要なものなので、こういうのはやめません。
9位
WordCamp バンコクが参加者募集中。初のコントリビューターデーもあります。
コミュニティーネタ。告知記事。旅行は意外に安くすむよ!みんな、行こうよ!
8位
WordPress.org にホスティング関係者のための Slack チャンネルが誕生
ひっそりと、地味にだけどもインフラを整える仕事が、Capital Pの宮内さん含めて始まったよ!という記事です。
7位
メディア向けWordPressカンファレンス”WordCamp for Publishers”の動画が公開されています
最近、メディアやデジタルマーケティング関連の方とお話することが多いので、僕は面白く動画を見ました。英語のコンテンツへの導線は読まれませんな!
6位、5位、4位、3位、2位、1位
6位から順に、
- WordBench東京5月がまもなく開催、Joe HoyleもLTで参加 、
- WordCamp EU 2018 in セルビア、ベルグラードのチケット販売開始
- 真似したい。WordCamp USがGoogle Hangoutで毎週金曜日に放送をしている
- WordCamp の雰囲気を伝えるレポート動画を集めてみたらかっこいいし観光気分だよ。
- WordCamp Europeがスポンサー募集を開始
となっております。そしてそして、堂々の一位は、
「2017年12月初頭に開催される WordCamp US のチケットが販売中」となりました!
共通点
もう一目瞭然なのですが、ワースト10のうち、9記事にWordCamp、WordBenchいずれかのキーワードが出ています。いやー、驚きました。イベントというのは直接、すぐに役に立つものではなく、かつ検索されるものでもなく、気を引くツイートにもならないのでしょう。逆に、「テーマ」、「プラグイン」、「方法」という実践的なワードがひとつもありません。逆にトップにランキングしてくる記事には、「すべきか?」、「便利」、「知っておくべき」、「プラグイン」、「比較」、「機能」などのワードが並んでおります。
けど、この路線は捨てられない。
もっとお役立ち系の記事を増やしていくことは大事ですね。今準備しているのは、海外ではたくさん使われていて価値を生んでいるけれども国内では紹介されていないプラグインのリストみたいな記事、Gutenbergのカスタマイズ関連、日本の市場でどのようなビジネスがあり得るのか、のようなものです。もっとハウツー的なものも頑張っていかなくては。
では、コミュニティー関連の記事についてはどうしていくか。ですが、やっぱり来年からも、こういう記事を配信していきます。ひとつには、ガッツリ関わっている人たちは、それでもやっぱり読んでくれており、濃く渡せるものがあったということがあります。もうひとつには、イベントの大事さみたいなことを押していきたいのです。
WordPressの強さは、そのソフトウェアのあり方(きれい!便利!かんたん!みたいな)、その周辺のビジネス、テーマ、プラグイン、情報の多さ、後方互換性、シェアの大きさなどでしょう。ですが、それが実際にいつどのように本当に実感されるのかというと、イベントです。情報や開発や多様さのうしろには人間がいる、ということを感じ取れるのです。ずっとやってきてとことん思うのが、実際に人間がいるということが、WordPressの強さのベースにあります。はい。
僕個人としても、来年もWordBenchやWordCampにはさまざまな形でかかわっていきますし、思い返せばやっぱり初めてイベントに参加したときの印象は強くありますし、最近も新しくあった人に、初めてのWordPressを薦めてみて使い方を示してみて、おー!となってハマっていくのを見るのも楽しく、そういう経験を誰もがしてきた上での、前述の強さにつながっていることに間違いはないと思っているところでありますし、そういう機会を増やしたり、そういう機会を増やす人を増やしたりしていきたいと思っておりますので。というわけで、把握はしたけど変えられない!ということで、がんばっていきたいと思います。よろしくお願いします。
というわけで、明日は、@moro_isさんです!