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さくらインターネットがWordPressのバックアップ&ステージング機能を提供開始

さくらインターネットがWordPressのバックアップとステージング機能を提供することになった。提供開始は来週1/25(木)から。気になるプランは次の通り。

要するに、月500円払っていれば、バックアップとステージング機能がついてくるというわけである。Jetpackの提供するVaultPressが月400円ぐらいなので、これはなかなか太っ腹なサービスではないだろうか。

ちなみに、このサービスは株式会社ユニマルのSnapUpを元に提供されるようだ。ユニマルはデザイナー向けバージョン管理ツールUniversionなども出している鹿児島のスタートアップである。Backlogのヌーラボや開発拠点を移転したペパボなどなど、九州の勢いを感じることが多い。

提供予定のダッシュボードをプレスリリースから。さくらレンサバのオールドスクール管理画面とは一線を画す。

WordPressマネージドサーバーの開始?

さて、海外ではWordPressマネージドホスティングというサービスが存在することを何度かお伝えしているが、そのトレンドはもちろん日本のレンタルサーバー会社も認識しており、同様のサービスを開始しようとしている。もちろんPHP+MySQLが動けば大抵のCMSは動くのだが、マーケティングやブランディングの観点からWordPressに特化した方がよいのだろう。さくらインターネットがクイックインストールからXoops Cubeを除外することに決めたのもその一環ではないだろうか。

マネージドホスティングに求められる機能のリストとして、ざっくりこんなものがある。

これらすべてを含めてだいたい1サイトあたり月20ドル〜というのが筆者の認識だったのだが、デフレ大国日本では500円ぐらいのレンジからスタートするのだろうか。もしこのままの価格帯でいけば、日本のホスティング業界が海外に打って出るチャンスも大いにあるだろう。

これまでの日本のホスティングではプラグインの利用などは自己責任ということになっていたが、今後WordPressに特化したマーケティングを行なっていく場合、プラグインブラックリスト(ex. ホスティングがキャッシュを提供するならプラグインは不要)などのサービスは必要になってくるだろう。各社の提供するサービスの今後を見守りたいところだ。

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