WordPressホスティングのWP Engineが2億5,000万ドルを調達

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Tech Crunchなどで報じられているが、WordPressホスティングのWP Engineが2億5,000万ドルの資金調達を果たした。資金提供をしたのはSilverLakeというテック系投資会社。日本円にして約280億円の超大型投資である。

WP Engineとは?

WP Engineはマネージドホスティングという形態で、WordPress専用のホスティング事業者である。海外ではわりと一般的なビジネスモデルで、WordCamp USやWordCamp Europeの高額なブースはだいたいこのホスティング事業者で締められている。

WP Engineの価格表。

価格帯は$29からとなっており、日本のレンタルサーバー500円/月と比較すると割高に感じられるが、海外のユーザーにとてはSSLやCDN、セキュリティなどのめんどくさいことを全部やってくれるというのは価格に見合った価値のようだ。考えてみると、レンサバであれこれ工夫している時間を時給換算すると、追加で2,000円ぐらい出しても変わらないともいえる。

また、こうしたマネージドホスティングの特徴として、いわゆるWeb制作会社のようなところが顧客向けに提供するパートナープログラムを設けている点である。

資金調達の目的は?

2.5億ドルも調達して何をするのかというと、グローバル展開を考えているらしい。現時点で毎年75,000人の顧客から1億ドルの収益が上がっているそうなので、サービスの横展開を狙うのだろう。

最近、twitter, Shopify, Github, stripeなどが日本法人を立ち上げるなど、海外企業の日本進出が目立つ。筆者の浅学無才ではなぜそのような展開になるのかはわからないが、グローバル市場進出の足がかりとして、日本はマーケットサイズや商習慣などがちょうどいいのかもしれない。

仮にWP Engineが日本に進出してきたとして、おなじみレンタルサーバー業者は対抗できるのだろうか? 全世界インターネットの29%をめぐる仁義なきホスティング合戦の行く末を見守りたい。

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この記事を書いた人

高橋 文樹

小説家であり、WordPress開発者。WordCamp Tokyo 2016のリードオーガナイザー。山梨に土地を持ち、DIYで家を建てている。小説と家づくりとWordPress開発の3種競技があれば日本代表有力候補。Kunoichiというテーマ・プラグインマーケットプレースを作成中。

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