IPAがオープンソース推進を掲げた情報発信を開始

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)がオープンソース推進のためのページオープンソースソフトウェア(OSS)の推進を2024年3月19日に公開した。

当該ページではOSS関連ニュースや白書関連のリリースがリスト化されているほか、東京都のOSS公開ガイドラインGPLライセンスの解説書など、OSS採用の参考になりそうな情報も掲載されている。要するに、企業や団体がOSSを採用しようと考えたときに「OSSこわくないよ、OSS役立つよ」と伝えるためのページなわけだ。提案時にもお世話になることがあるだろう。

我らがWordPressはというと、日本OSS推進フォーラムの資料OSS鳥瞰図にちらっと登場している。

CMS・ポータルの項目

経済産業省管轄の独立行政法人であり、日本のソフトウェア産業振興団体であるIPAがオープンソースを「推す」ということを明確に発信しはじめたのは、OSSにとって追い風となりそうである。これまで紹介したWordPressはオープンソースなのでセキュリティ的に危険という類の風評被害を国の関連団体が払拭してくれたら、我々のようにWordPressを飯のタネにしている人間にとっては大助かりである。デジタル庁も発足したことだし、アメリカのUSデジタルサービスのように、WordPressが国の情報発信に深く関わることになる未来は遠くないかもしれない。

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