makeに投稿されたブログによると、WordPressがついにリポジトリをGitへ移行することを検討している。まだ計画段階ではあるものの、リリースリードを勤めたこともあるHelen 侯-Sandí(10up所属)を中心にプロジェクトチームを結成し、本格的に始めるようだ。これまでもGitへの移行は何度も要望として上がってきていたが、計画が公式発表されたのは筆者の知る限り初めてなので、ほんとうに移行されるのだろう。
移動先の最有力候補はGithubのようだがまだ確定しているわけではない。基本方針としては既存のSVNリポジトリをミラーしつつ、tracからイシューを移行するなどの方法を模索していくようだ。他にもビルドプロセスやら自動テストの実行環境をたとてばTravisなどのCIサービスに移譲するかなど、モダンな開発プロセスに寄せていく予定の様子。
これまでも新しいコントリビューターたちにSVNの使い方を教えるのは、どこか心苦しいところがあったのだが、モダンなワークフローが採用されるとなると、コントリビューションのハードルも少し下がることだろう。