2018年より開発されていたDrupal 8向けのGutenbergモジュールが正式リリースされた。GuntenbergプロジェクトがついにWordPressの外に向かって成果をあげたことになる。これはプロジェクト発足当時から目指されていたことの一つで、オープンソースの達成として好意的に受け止められているようだ。WP TAVERNの記事にも、好意的なコメントが寄せられている。
なんて美しいコラボレーションだ! 2010年(と1984年)のソ連-アメリカ協調体勢が思い起こされるね。しばらくの間、この2つのプラットフォームが、あの信頼性が高くて経済的な古参兵ソユーズのアナロジーに思えたよ?
ナイスパフォーマンス!
Dan(翻訳、リンクは引用者)
このモジュールは以前紹介したGutenberg Cloudと接続することでブロックを追加できるようだ。WordPressとDrupalで共通のブロックが利用できる日もそう遠くない。
Drupalといえば長いあいだWordPressのライバルとして存在し続け、とりわけエンタープライズ分野で強みを発揮してきた。WP CLIもそのアイデアはDrupalの方が先行しており、相互に影響を与えるよい緊張関係にあるといえるだろう。
ちなみに、同様の例としてはGutenbergのLaravel実装であるLarabergなどがある。いまのところ、PHPプラットフォーム上で動く例ばかりだが、Gutenberg自体はJavaScriptで書かれているため、他の言語で採用されてもおかしくはない。