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Meetupオーガナイザー向けハンドブックが公開

WordPress 日本語サイトにて報じられたように、WordPress Meetupの運営者向けハンドブックが公開された。とりあえず英語版を翻訳したものであるが、今後日本向けにローカライズされたコンテンツも追加していく予定だという。

WordPress MeetupはWordPress.orgが公式に認めたイベントで、これまで日本では主流だったWordBenchを引き継ぐ形で各地のコミュニティが生まれている。WordPress MeetupではMeetup.comを利用しており、チャプタープログラムとして公式認定されたミートアップは、Meetup.comの利用費、会場利用費などの援助を受けることができる。

公式に認められるにはWordPress.orgのレギュレーションにのっとっている必要があり、特にGPLやダイバーシティ、インクルーシブネスなどを含む行動規範に関する理解は必須だ。たとえば、原則として掲げられる5つのルールは次のようなもの。

1. WordPress Meetup は、特定の企業や個人の利益のためではなく、 WordPress コミュニティ全体の利益のためにあります。イベント主催者として取る行動のすべてはコミュニティの利益を念頭に置いて行います。
2. WordPress Meetup には、能力、スキル、経済状況、その他の基準に関わらず、あらゆる人が参加できます。
3. Meetup は、ボランティアが運営し、スピーカーも無償で登壇しています。少額の参加費が必要になる場合でも、それは Meetup の経費のみに使うものであり、スピーカーや運営スタッフの報酬にすべきではありません。
4. Meetup グループでは、コミュニティ内の信頼・信用できるメンバーは誰でもイベントを企画できるようにします。
5. Meetup は、雰囲気の良い場所にしましょう。差別、暴力の扇動、憎悪の促進、全般的な礼儀をわきまえない振る舞いをなくし、誰もを受け入れる環境を全員で育てていきましょう。

Meetup プログラムの基本

WordPressに限らず、昨今のコミュニティイベントでは反差別、多様性ダイバーシティ志向が世界的潮流である。ポリコレ疲れしている中高年男性はぜひ知識をアップデートしておこう。筆者なども相手に非を見つけると本能のままフルボッコにしてしまうタイプなので、ハンドブックを熟読して反省した次第である。

優しく、しかしきっぱりと、その行為が WordPress のイベントでは許されないことを説明しましょう。必要であれば、その人に退場をお願いしましょう。公然と違反者に恥ずかしい思いをさせないように、しかし、問題も無視してはいけません。

行動規範違反行為への対応

ちなみに筆者はChiba WordPress Meetupの共同オーガナイザーなので、千葉県在住のWordPressユーザーはぜひ登録しておいてほしい。千葉市、九十九里などでミートアップを開催しており、別地域のオーガナイザーも絶賛募集中である。

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