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JP-Secureが日本国内におけるWordPressセキュリティレポート発表

SiteGuard WP PluginというWordPress向けセキュリティプラグインもリリースしているJP-SecureはGMOグループなどと連携し、「ウェブサイトを取り巻く脅威と対策」を公開した。PDFでリリースされており、メールアドレスを登録すれば誰でも無料で入手できる。ダウンロードはこちらから。

レポートの概要

「ウェイブサイトを取り巻く」と銘打たれているが、紙幅の大部分がWordPressに関するものだ。

攻撃の検出傾向(全体)46,883,944 件について、WordPress に対する攻撃を対象に集計すると、明ら かに WordPress を対象にした検出、またはその可能性が高い検出が 15,031,521 件ありました。 本レポートの集計対象のサービスでは、広く WordPress が有効活用されています。(前掲書)

これはWordPressがWebの29%を占めているという説に合致する。40万件以上のサイトを対象にした統計データにもなかなかお目にかかれるものではないので、WordPressでサイトを作成している人、とくに顧客に向けてWordPressサイトを提供している人は必ず目を通してほしい。

筆者が気になったトピックは次の通り。

わずか20Pの短いペーパーなので、ぜひご一読を。

おまけ:調査発表をする会社は存在感がある?

こうした調査報告資料は「ホワイトペーパー」としてIT業界では一般的な形式になっている。元の意味は「白書」、つまり公的な機関が発表する報告書であるが、実際は自社の技術力や調査力を世に知らしめるためのパブリケーションである。

WordPress業界でもこうした「ホワイトペーパー」を発表している会社がいくつかある。

こうした会社に共通するのは、ある程度業界において確固たる地位を築いているということだ。日本国内でもホワイトペーパーを発表できるぐらい知見がある方は、どんどん発表をしていくと存在感が高まっていいのではないだろうか。

体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 脆弱性が生まれる原理と対策の実践

価格¥400

順位207,216位

徳丸 浩

発行SBクリエイティブ

発売日2011年3月1日

徳丸浩さんもこのレポートを監修されている

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