WordPressのブロックエディターにピアノを弾けるブロックを追加する「完全に無意味」なプラグイン Piano Block がWP TAVERNに取り上げられた。そのブロックのクオリティ・多機能性に対し、SEOもサイト読み込み速度も改善されることはない。紹介者のJustin Tadlockもそこがお気に入りのようだ。
One thing that I love about blocks is that they do not have to serve a vital function in producing content for a site. Sometimes, their purpose is to simply bring a little joy into our lives. That is what Piano Block does.
ブロックのいいところは、サイトのコンテンツを作るために重要な機能を提供しなくてもよいというところだ。ときには人生をちょっと楽しくしてくれるだけでもいい。それが Piano Block のしていることだ。
WP TAVERN(訳筆者)
情報収集に熱心なWPerたちはtwitterでの浜野のつぶやきにざわついていたことだろうが、その驚きは海外でも同様だったようだ。
Piano Blockはエディター上にピアノを追加し、実際に演奏することができる。公開側に表示されることはないので、あくまで執筆者がピアノを弾けるだけだ。実際にインストールして有効化してみたのがこちら。必須要件がWordPress 5.9 以上、PHP 7.3以上なので、最新環境で試してみてほしい。
開発者の浜野哲明は最近注目のワードプレス開発者。Gutenbergにも積極的にコントリビュートし、Gutenbergチームにも招かれている。他にも Flexible Table Block や Flexible Spacer Block、Custom HTML Block Extensionなどの有用なプラグインをリリースしているので、フォローしておくとよいだろう。