WordCamp 男木島 2020がオンライン開催へ

2018年に第一回が開催されたWordCamp 男木島は、瀬戸内芸術祭よろしく2年に1回の隔年開催を目指していたが、今年はCovid-19の影響により、オンライン開催となる。開催日は2020年9月6日。申し込みはまだスタートしていないが、SNSなどをフォローすることで申し込み方法も明らかになるだろう。

サイトのメインビジュアルとして掲げられたイラストレーションは男木島の漁師兼イラストレーター橋本一将氏の手によるもの。離島のメロウなイメージにあった素敵なイラストだ。

どうなる、今後のWordCamp?

近年は日本国内でも毎年3回程度開催されていたWordCampだが、今年は男木島が最初、しかもオンライン開催となる。くしくも筆者は2018年の男木島リポートで次のように書いているのだが……

これは筆者の予測だが、先進国を中心に、都市型の大規模なWordCampはその成長を鈍らせ、徐々に地域の特色を出した小規模なWordCampが増えていくことだろう。来年は瀬戸内芸術祭とかぶるので実現が難しいかもしれないが、また開催されることを楽しみにしたい。

WordCamp 男木島 2018 参加リポート

筆者の予測が的中するかどうか以前に、新型コロナウィルス(Covid-19)という思いもよらない驚異の登場により、多くの人が集まるイベント自体が中止になってしまった。今年の終わりには大型イベントが実現できるのではという楽観論も、7月に入ってからの感染者再増加(特に東京都)によって打ち砕かれた。秋から冬にかけての第二波も懸念されている。第二第三の新型コロナウィルスが発現しないとも限らない。

現在、WordPress コミュニティではオンラインイベントへの移行が強く推奨されている。Meetupのオーガナイザーに向けて送られるニュースレターではMeetup自体のあり方(特定の地域での集まり)を変えてトピックベースにしようというアイデアも出ており、Meetupの再創造が急務となっている。

ここ数年はWordCampがWordPressコミュニティにおけるお祭りというポジションになっていたが、それに変わる何かが必要だ。アイデアをお持ちの方は、ぜひそれを共有してほしい。

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