WordPressにはモバイルアプリWordPress for iOSが存在する。これは正確に言うと、WordPress.comのモバイルアプリであり、Automatticの製品なのだが、オープンソースとして開発され、なおかつJetpackと連携することで、インストール型のWordPress(WordPress.org)とも連携することができる。
さて、先日バージョン8.0が公開されたのだが、そのバージョンから新しいエディタをテストできるようになった。
その使用感についてまとめると、以下のとおり。
- これまではテキストエディタだったが、「ビジュアルエディタ」になった。
- 画像のアップロードなどがかなり簡単になった。
- 前はしょっちゅう繋がらなくなったが、いまはだいぶ安定している。
以前、共同創業者であるMatt MullenwegがWixに対してエディタがGPL違反である旨の批判を行なったが、その一方、SlackなどでWixやMediumなどのモバイルアプリが投稿をしやすく工夫されている点を賞賛していた。
そうした要望が反映されたのだろう、筆者の個人的な感想としては、かなり使いやすくなった、という印象だ。
カスタムフィールドでごちゃごちゃカスタマイズしている場合はモバイルアプリから編集して即公開とはいかないだろうが、Calypsoではプラグイン互換性も訴えているわけだし、もしそれらの障害がすべて覗かれれば、WordPressの投稿体験はエンタープライズ・個人とわず、劇的に変化することだろう。
一応、動画も撮っておいた。モバイルアプリ自体を使ったことがないという方も多いだろうが、チェックしてみてはいかがだろう。
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