アメリカ大統領選を受けて、バイデン・ハリスによる権力移譲の発信ウェブサイトがWordPressで公開 - Capital P - WordPressメディア

アメリカ大統領選を受けて、バイデン・ハリスによる権力移譲の発信ウェブサイトがWordPressで公開 権限移譲のためのウェブサイトが公開された。WordPressでできているということで、アクセシビリティー、多言語化、パフォーマンス、WordPressそのものについてまとめました

2020年のアメリカ大統領選の進行を受けて、ジョー・バイデンとカマラ・ハリス体制への権限移譲の情報を発信するためのウェブサイトが公開された。

President-Elect Joe Biden: Official Transition Website: https://buildbackbetter.com/

Biden-Harris Transition Website Launches on WordPress – WordPress Tavernによるレポートも踏まえていくつかポイントを紹介する。

特徴

アクセシビリティー

今回のウェブサイトの構築にあたり、開発を担当したエージェンシーWide Eyeでは、多言語とアクセシビリティーに注意が払われた。コントラストとフォントサイズのコントロールを、ウェブサイトの機能として持たせることを選択している。

上のスクリーンショットは、ダークモードに変更した様子だ。左側にあるボタンで切り替えができる。視覚的なサポートツールを常用している人々にとってこれが本当に便利なのかどうかは、アクセシビリティーに取り組む人たちの意見やユーザーの意見を聞いてみたいところだ。だが、注目すべきなのは、トップページの数少ないリンクや機能のひとつとして、この機能を目立つ形で採用していること、また、アクセシビリティーについての宣言のページをコンテンツとして用意していること。多様性や包摂という課題が、ウェブサイトに示されている。

アクセシビリティー宣言のページでは、WCAG 2.1 AA 標準への準拠をすることをコミットメントとして提示している。

Our on-going accessibility effort works towards conforming to the Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) version 2.1, level AA criteria. These guidelines not only help make web content accessible to users with sensory, cognitive and mobility disabilities, but ultimately to all users, regardless of ability.

https://buildbackbetter.com/accessibility-statement/

上記の引用では、WCAG 2.1への準拠へ向けて作業を続けていることを述べた上で、「このガイドラインは、知覚、認知、運動機能に障害を持つユーザーだけではなく、究極的にはすべてのユーザーの能力に関係なく、ウェブのコンテンツへのアクセスを向上させる」旨が記されている

多言語対応

スペイン語への対応がなされている。少し調べてみると、多言語化に対応するためのプラグインには、MultiLingualPressが利用されているようだ。

選挙キャンペーン用のウェブサイトとしては、バイデンのものも、ドナルド・トランプのサイトもスペイン語に対応をしているが、こうした選挙に関わらないウェブサイトでも多言語で対応していくのは、アメリカ国内の言語状況や、英語話者ではない人々が増えている状況を踏まえて、できるだけ多くの人に情報を届ける姿勢が見える。

WordPressについて

WordPressは、パブリッシングの民主化を使命とする、オープンソースのコンテンツ管理システムだ。ひとつの企業に所有されているものではなく、世界中のユーザー、開発者、翻訳者、コミュニティーメンバーによって、プロジェクトの運営、翻訳、イベント開催、サポート、教育、アクセシビリティー向上、デザインなどが行われている。

アメリカ政府サイトや重要なウェブサイトでのWordPress利用には他に、以下のようなものがある。

使われているツール、プラグインなど

パフォーマンス

WP Tavern によれば、パフォーマンスの最適化が施されており、19のhttpリクエストのみで、333msで読み込みが終わる。

  • Jetpack
  • Cloudflare CDN

他の技術が使われているらしい。実際に訪問してみると、たしかに高速だ。ホスティングは、Automatticということなので、VIPサービスが利用されているのかもしれない。

ユーザーとのコミュニケーション

  • Twitter 他のソーシャルメディアアカウントの運用も始めた
  • コンタクトフォーム、メールマガジン登録には、NinjaForms
  • ユーザー解析には、Google Tag Managerが見える

等が採用されているのが見えた。

今後の展望

何もなければ、政権が交代するたびに更新されるwhitehouse.govの、次のバージョンもWordPressを利用される流れだと思われる。

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