WordPress専門メディア WP TAVERN と Post Statusの紹介

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前回に引き続き、Capital Pの主要な情報源を紹介する。今回取り上げるのは2つのWordPress専門メディア。双方とも、いわゆるWordPress関連ニュースを中心に紹介している英語サイトだ。

WP TAVERN

https://wptavern.com

WP TAVERNはWordPressおよびAutomatticの製品に関する主要なニュースをカバーしているが、一番の特徴は、オーナーがMatt Mallenwegの所有する投資会社Audrey Capitalであることだ。そのため、1メディアではあるのだが、「公式感」が強いのが特徴。

WordPressのダッシュボードには「WordPressニュース」というウィジェットが存在するが、TAVERNの記事はそこに入ってくることがある。

主にWordPressコミュニティの動向をよく追っていて、たとえば新しいセキュリティ・リードの任命などといったコアなニュースを知ることができる。こうしたニュースはWordPress.orgでも見ることができるが、新しいリードのAaron D. Campbellがホスティング会社GoDaddyの社員だということを知ることができるのは、TAVERNならではといえるだろう。

その他には製品の紹介なども多く、「海外にはどんなWordPressビジネスが存在しているのか?」ということを知るのにうってつけだ。WordPressエコシステムでは、Jetpackに採用されたサービスが大きなダメージを受けるため、「誰がなにをやっているか」を知っておくのは重要である。

海外の主要なWordPressイベントには必ずと言っていいほど、WP TAVERNのメンバーの姿がある。

Post Status

https://poststatus.com

Post StatusもWordPress専門メディアであるが、TAVERNとはいくつかの相違点がある。

  • それほど更新頻度は高くなく、週に一本ぐらいのときもある。メールマガジンを発行しており、こちらの情報量が多い。
  • クラブという有料会員制度があり、そこに入るとSlackへ招待され、会員メンバーとやりとりができる。具体名は書かないが、コア・コントリビューターが多くおり、まさにWordPressコミュニティのVIPクラブといった形だ。
  • イベントの主催やインタビュー動画のYoutubeチャンネルなど、テキストメディア以外にも力を入れている。

まとめると、TAVERNと扱う領域は同じだが、エクスクルーシブなメディアといったところだろう。メディアというビジネスモデルが高付加価値で生き残っていけるかどうか、参考になる事例だ。日本でもWebメディアの質が問われる事例が続いているが、そのヒントとなるかもしれない。

 

なお、日本ではあまり馴染みがないのだが、双方ともポッドキャストがある。文字で読むニュースと異なり、オフトピック的な話題がよく出るのと、たまにインタビューがあるので、英語の得意な方は購読してみてはいかがだろう。

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この記事を書いた人

高橋 文樹

小説家であり、WordPress開発者。WordCamp Tokyo 2016のリードオーガナイザー。山梨に土地を持ち、DIYで家を建てている。小説と家づくりとWordPress開発の3種競技があれば日本代表有力候補。KunoichiというWordPressテーマ・プラグインマーケットプレースを作成中。

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