WordPressの時期メジャーバージョンであるWordPress 5.0に含まれるという予定で開発、テストが進んでいるGutenbergプロジェクト。Gutenbergとは、WordPressのコンテンツを編集するエディターをパラダイムごと差し替えて、新しいユーザー体験を可能にするためのプロジェクトのコードネームです。
現在はGithub上で開発が進められており、最新の状態は毎週アップデートされるプラグインでテストできるようになっています。
一方、問題点として指摘されていることのひとつに、Gutenbergとはどんなのものなのかを分かりやすく示し、プロジェクトの方向性や進行状況、既存のユーザーへの影響を明示しているページがなかったことがありました。Githubイシュー、Make WordPressサイトの投稿、ブログ投稿のコメント欄、Facebookのグループなどさまざまな場所に分散して説明や議論がされてきていましたが、公式の、まとまった形の、みんなの目に留まるものがなかったという問題でした。
それを解決すべく、WordCamp USに付随して行われたコントリビューターデーでの作業も含めて、Gutenbergを説明するページが、WordPress.org/gutenbergに公開されました。
日本のユーザーコミュニティーでも、このページの翻訳が進行しています。
翻訳対象などは上記のGithubレポジトリに用意されており、有志のメンバーがWordSlack(WordPressのコミュニティーメンバーが集まる、誰でも参加できるSlackチーム)で連携を取り合いながら作業を進めています。
みなさんも参加してみてはいかがでしょうか。
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