AutomatticがWooCommerce SubscriptionのProspressを買収

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WooCommerceで継続課金を行うためのプラグインにWooCommerce Subscriptionというものがあるのだが、その開発元であるProspressがAutomatticによって買収された。WooCommerceの発表によると、既存のプラグイン・サービスは現状のまま開発を続け、その後にサービス統合のためのロードマップを公開するようだ。念の為補足しておくが、WooCommerceは2015年にはすでにAutomattic傘下である。

Prospressはオーストラリアを本拠地にする会社で、WooCommerce Subscriptionの成功をきっかけにWooCommerce関連のサービスを提供するようになった。主なサービスとしては、他にチェックアウトまで含めたWooCommerceの継続的インテグレーションサービスRobot NinjaやWooCommerce専用のマーケティング・オートメーションサービスAutomateWooがある。

筆者のうろ覚えではあるが、2015年に東京でWooCommerceミートアップが開催されたときに開発者の1人が来日していたが、そのときはまだ会社ではなかったような気がする。2017年のWordCamp EuropeではRobot Ninjaでブースを出していたので、CIサービスの開発難度を考えると、2,3年の間にそれなりのチームを作り上げたのだろう。

Automatticの買収ムーブとしては、WooCommerceに次いで今度はその最有力プラグイン・サービスを吸収した形だ。以前Matt Mallenwegは「JetpackとWooCommerceはAutomatticのビジネスの中心になる」ということを言っていたが、その言葉通りの投資活動を続けていることになる。

これまでもホスティング企業がテーマ開発会社を買収したニュースなどをお伝えしてきたが、テーマ・プラグイン開発を行う比較的小さな企業のイグジットの一つとして、AutomatticやGoDaddy, WPEngineなどに買収されることが定番化してきたようだ。他にWooCommerceに強みを持つ会社としては、他にYithSkyVergeなどがあるので、今後の動向を見守るときの参考にしてみてもよいかもしれない。

WordPress専門メディアとして細々と頑張っているCapital Pも、なんとかマティックやなんとかサーバーに札束で買収されることはまったくやぶさかではない(チラッチラッ

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この記事を書いた人

高橋 文樹

小説家であり、WordPress開発者。WordCamp Tokyo 2016のリードオーガナイザー。山梨に土地を持ち、DIYで家を建てている。小説と家づくりとWordPress開発の3種競技があれば日本代表有力候補。KunoichiというWordPressテーマ・プラグインマーケットプレースを作成中。

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