Googleが画像遅延の仕組みNative Lazyloadプラグインをリリース

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GoogleがWordPressプラグインNative Lazyloadプラグインをリリースした。このプラグインはその名前の通り、Lazy Loading(画像などの遅延読み込み)を実現するもの。画像読み込みでロックされるレンダリングを早くしようというものだ。このサイトCaptal Pでも導入してみたので、気になる方はチェックしてみてほしい。もっとも、そんなに画像をたくさん使うサイトではないので、効果は限定的だろうが……。

さて、こうしたLazy Loading系のプラグインはいままでもたくさんあったのだが、Googleがリリースしたこのプラグインの特徴はブラウザ実装の機能を使うという点。既存のLazy LoadingはJavaScriptなどを利用して画像を一時的にプレイスホルダーに置き換え、スクロールイベントなどを監視して画像を再度差し替えるものが多かった。しかし、Native Lazyoloadは単に画像に loading="lazy" を追加するだけである。あとの処理はブラウザ側で行う。

実際に追加される属性。

ちなみにこのLazy LoadingはChrome 76(ついこの間リリース)以降でしか使えず、他のブラウザではまったく対応していない。したがって、フォールバックスクリプトが同梱されており、非対応ブラウザでは既存のJSを利用した遅延ローディングを行う。

ご覧の通り、対応しているのは最新のChromeだけ。Can I use…より。

これが何を意味するかというと、GoogleはChromeで先行実装している機能をWordPressにもとっとと実装しているということだ。WordPressはWebサイトの30%以上、ChromeはWebブラウザの最大シェア。この2つを合わせると、GoogleはWeb上に最大の実験場を保有しているといえるだろう。Native Lazyloadはコアへの実装も提案中。チケットにはChromeの開発チームの人まで登場している。

なんにせよ、Automatticの他にGoogleのような巨大な企業がWordPressにコミットすることはWordPressに違った次元の進化をもたらすことだろう。

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作者Jeremy L. Wagner

クリエーター武舎 広幸, 武舎 広幸, 阿部 和也, 阿部 和也, 上西 昌弘, 上西 昌弘

発行翔泳社

発売日2018年3月19日

カテゴリー単行本(ソフトカバー)

ページ数376

ISBN4798155098

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この記事を書いた人

高橋 文樹

小説家であり、WordPress開発者。WordCamp Tokyo 2016のリードオーガナイザー。山梨に土地を持ち、DIYで家を建てている。小説と家づくりとWordPress開発の3種競技があれば日本代表有力候補。KunoichiというWordPressテーマ・プラグインマーケットプレースを作成中。

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