Advanced Custom Fieldsがサブスクリプションモデルに変更へ - ニュース - Capital P - WordPressメディア

Advanced Custom Fieldsがサブスクリプションモデルに変更へ

WordPressにおけるカスタムフィールド製造業界の超定番プラグインといえば Advanced Custom Fields 略してACFであり、そのプロ版を利用している人も多いだろう。「課金ポイント」としてはリピーターフィールド、つまりフィールドのセットを任意の数だけ繰り返せるという機能が人気だ。

そんなACFだが、一ヶ月前ほど前に価格帯をサブスクリプションモデルに移行することを発表しているのをご存知だろうか。”New ACF PRO Pricing for 2020” では、来年2020年から次のようなモデルに移行するとのこと。2020年以前に購入した顧客はアップデートを継続して受けられるので、買うならいまのうちに。

サイト数によって価格が異なるが、ACFが売りたいのはAgency $249 / 1yearだろう。

これまでは100オーストラリアドルで買い切りだったことを考えると、大幅な値上げとなる。この値上げについて、ACFのElliot Condonは買い切りモデルの収益性についてグラフを交えて説明している。

“New ACF PRO Pricing for 2020” から。当然ながら、買い切りの場合はユーザーが増えるほど一人当たりの収益は減る。

これまで多くのWordPressプラグイン、テーマが「買い切り」の形を取ってきたが、近年はその収益モデルを変更することが増えてきた。ACFはその中でも最大の顧客を抱えるプラグインの一つなので、このサブスクリプションモデルがどのような帰結を迎えるのかは要注目である。

ちなみに、価格帯を見るに、ACFのメイン顧客は「他人のためにたくさんのWebサイトを作る人」であることは間違いない。個人ユーザーがACFを使うケースはあまり多くないだろうし、エージェンシー向けのプランを売っていくことだろう。あくまで筆者の意見だが、この「値上げ」はそれほどめちゃくちゃなディールであるとは思わないし、おそらくユーザーもそれほど離れないだろう。仕事道具と考えれば、Adobe CCのサブスクリプションよりはるかに安い。

プラグインやテーマの出発点は、「自分が作った便利なものを共有したい」という素朴な動機にあることが多い。しかし、それがある程度の規模に成長してしまうと、継続性の観点からもビジネスを抜きにして語れなくなる。果たして超人気プラグインであるACFが「サブスクリプションモデルの採用によるユーザー離れ」「Gutenbergとの競合」などの複数の困難を乗り越えて人気を保ち続けられるのか? 今後の展開を楽しみにしたい。

サブスクリプション・マーケティング――モノが売れない時代の顧客との関わり方

価格¥1,870

順位133,378位

アン・H・ジャンザー

翻訳小巻靖子

発行英治出版

発売日2017年11月15日

Amazonを開く

Supported by amazon Product Advertising API

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください