WordPressの共同創業者マット・マレンウェグは2005年に創業したAutomatticの20周年を祝うブログ記事 “Automattic 20 & Counter-claims” で現在法廷闘争中のWP Engineに対して反訴を行ったことを表明した。具体的な内容はTech Crunchの報道に詳しい。
反訴のポイントは下記。
- 商標の濫用。WordPress Technology Company、Headless WordPressなどと称し、あたかもWordPress企業であるかのように振る舞った。
- 5%の貢献(Five for the Future)をするといって、実際はしていなかった。貢献詐称。
- 商標利用のライセンス交渉に応じるふりをしていたが、実際はしていなかった。
基本的には商標違反を軸に責めるようだが、WP Engineの投資会社であるSilver Lakeも訴訟対象になっているのが興味深い。これまでも何度か名指しで批判してきたが、ついに共同被告として法廷に連れ出すようだ。
基本的には「フェアユース vs 商標権」のような戦いになると思われるが、企業間の法廷闘争ではこうした反訴がわりとあるようで、元の訴訟(WP Engine原告)の審理にも影響を与える可能性があるようだ。これまでもApple vs SamsungやOracle vs Googleなどがある。ただ、いずれも解決に10年近くを費やしている。
この訴訟の過程において、「証拠開示」としていろいろな証拠が提示されることになるはずで、両者とも未上場企業なため、興味深い事実がたくさん出てくるだろう。今後の進展を見守りたい。
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