WordPressには長らくCodexというWikiが存在していたが、現在これらはHelpHubやDevHub(Handbook)と呼ばれるwordpress.org 内のページに移行されている。主な目的は対象読者の分離で、前者はWordPressの一般的なユーザー向け、後者は開発者向けのリソースという位置付けだ。
日本では本家のWikiとは別にWordPress Codex 日本語版というサイトが存在していたが、これらを日本語版のHelpHubに移行することとなり、現在ボランティアを募集中だ。200ページある原文を手作業で(!)移行する必要があるため、人手が必要なようである。ただし、プログラミングなどの高度な知識はそれほど必要ないので、手軽に手伝えるだろう。具体的な手順については日本語チームのブログをご覧いただきたい。
HelpHubは3年ほど前から取り組まれてきたドキュメンテーション作業で、本家での作業も現在進行中だ。日本語でのHelpHub以降はβテスト的な取り組みとなり、ここでの知見が英日以外の言語展開で重要となる。コミュニティの盛んな日本語は最初の取り組みとしてうってつけだったのだろう。
PHPやWordPressのように、多くの人に使われているOSSの特徴の一つに「ドキュメントが豊富」という点がある。情報が多くあることによって、特に初心者は助かるだろう。我こそはという方は、ぜひ手伝ってみてほしい。
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