予告通り、WordPress 5.0(コードネーム Bebo)が12/6リリースされた。日本時間では12/7の深夜3時半頃だったろうか。今回のバージョンは次の対応が行われている。
- 新エディターGutenbergの採用。名前はBlock Editorに変わっている。
- PHP 7.3以降の対応。
筆者も何度かパッチを送ったが、ほとんどがパント(先送り)されたので、今回はGutenbergがもっとも大きな変更点になるだろう。
ポイント
以下、ポイントを箇条書きにする。
- 5.0.1が1〜2週間以内に出ることが確定している。不安な方はそちらを待っても良いだろう。
- Gutenbergへの対応がまだの方は、Classic Editorを有効化しておこう。
- エディタ以外にほとんど変更点がないため、それ以外はあまり意識する必要はない。
- 今回のバージョンから日本語版も自動リリースされるようになった。これまでは手動だった。
いずれにせよ、今後Gutenbergがデフォルトになることは間違いない。慣れ親しんだ開発者は移行を渋ってしまいがちだが、これは状況が一変するチャンスでもある。我こそはという方は、ぜひ新しいエディタへの対応を急いで欲しい。
また、Gutenbergが「改悪」だと思っている保守的な方々は、ぜひ素人にWordPressを触らせてみて欲しい。残念ながらGutenbergの方が使いやすいという声が返ってくることだろう。
リリースの瞬間にWordPressのSlackに張り付いていたが、様々な軋轢がありはしたが、結局文句を言っていた人たちもSlackでクラッカーを鳴らしていた。雨降って地固まるとはこのことである。
コメントを残す