人気ページビルダーの一角、Beaver Builderの開発者である Robby McCullough がWP TAVERNの記事”Beaver Builder Doubles Down on Serving Power Users in Response to Gutenberg“にてインタビューに答えている。
記事によると、Beaver BuilderはGutenbergの登場によりページビルダーのマーケティングが変質すると判断し、パワーユーザー、つまりDIY精神に溢れる人やフリーランスなどのWeb製作者に向けた機能に特化していくことに決めたようだ。
いまのところ、GutenbergのブロックをBeaver Builder内で使えるようにするのか、その逆にBeaver BuilderのブロックをGutenberg内で使えるようにする(ブロックライブラリ的なあり方)のか、方針を吟味している段階のようだ。Gutenbergが成熟するにつれ、次第に明らかになってくるだろう。インタビュー内では動画インタビューもあるので、英語が得意な方はご覧いただきたい。
いずれにせよ、McCulloughの言葉を換言すれば、Beaver Builderはライトユーザーを狙わないことを明確にしたわけだ。さもありなん、そもそもライトユーザーはWordPress自体について知り始めたばかりなので、Beaver Builderの存在を知らない。おそらくだが、多くのページビルダープラグインが生き残りをかけて同じ戦略を取ることになると思われる。この判断はGutenbergのような「公式機能」と競合するときに参考になるだろう。
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