WordPress 5.1.1がリリースされた。メンテナンスおよびセキュリティリリースであり、自動でアップデートされた方も多いことだろう。makeブログによれば、アップデートのハイライトは次の通り。
- ホスティング業者がPHPアップデート用のボタンを提供できるように。
- PHPを更新するときに表示されるバージョンをフィルターできるように。
PHPの最低要件を引き上げる動きがすでに始まっているが、その一環としてPHPアップデートの訴求を高めているのだろう。特徴的なのは、ホスティング会社との協業によりこうした改修が進んでいる点だ。実際にパッチを送っている人はホスティング会社の人達が中心である。
日本のレンサバ会社で独自のプラグインを勝手に入れたりするパターンは稀だが、欧米のWordPressホスティングではmu-pluginsが追加されていたりすることは珍しくないらしい。
ショートリリースサイクルの導入
さて、このリリースだが「あれ、5.1出たばっかりだけどもうリリースされたの?」と思った方も多いのではないだろうか。チケットの数もそんなに多くない。Gutenberg導入で大量のチケットがパント(先送り)された5.0での反省点からか、5.1でショートリリースサイクルを採用し、マイナーリリースを短い期間で繰り返すようだ。5.1.2も2週間後に予定されている。自動アップデートをしている限りはそれほど大きな問題はないだろうが、念頭に置いておこう。
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