WordPressのダッシュボードウィジェットに出るPHPのバージョンアップ勧告のURLを変更する方法

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直近のニュースと言えば、WordPressがPHP5.6未満をドロップ。この記事は、レンタルサーバー屋さんなど、ホスティング事業者の方へ向けたもので、WordPress 5.1 から導入された古いバージョンのPHPを利用しているユーザーへの警告表示を少しだけカスタマイズする方法です。

PHP のバージョンが 5.6 よりも小さい場合に表示されるデフォルトのダッシュボードウィジェット。

上の画像がデフォルトの状態です。「PHPの更新についてさらに詳しく」というボタンは、 https://ja.wordpress.org/support/update-php/ へリンクされています。このページではPHPをアップデートすることでセキュリティーやパフォーマンスによい影響があることや、ホスティング会社各社が用意しているPHPのバージョン変更方法ページへのリンク集へのリンクなどがあります。

このボタンのリンク先を、自社のPHPのバージョンアップ方法へのマニュアルなどに変更することができます。

その方法は2つあります。

ひとつは、環境変数 WP_UPDATE_PHP_URLの値としてURLを指定する方法、もう一つは、wp_update_php_urlという新しいWordPressのフィルターフックを通してURLを指定する方法です。後者であればPHPを利用できますので、ユーザーの状態に応じてURLを出し分けることもできます。

新しいURLを指定すると、ボタンのURLが変わり、そのかわりに、元のURLへの案内がボタンの下に追加されます。

ボタンのリンク先URLを差し替えると新しいテキストが出る。親切だなぁ。

はやければ、年内にもPHP7以上への最低要件引き上げが計画されています。ホスティング会社にとっては、PHPのバージョンアップデートを進めるよい機会であるのと同時に、将来的には、古いPHPバージョンに載っているWordPressにはアップデート通知が出なくなり、その結果古いWordPressがずっと古いままになってしまう可能性もありますので、少し忙しいのかなぁ、という感じもあります。

リソース

この記事を書いた人

西川伸一

男木島という瀬戸内海の小島に暮らしています。その前は、バンコクで2年半暮らしていて、その前は東京でした。最近はポッドキャストをするのが趣味です。WordCamp Ogijima 2018, WordCamp Tokyo 2012の実行委員長や、Bangkok WordPress Meetupの立ち上げなど頑張りました。仕事は、Human Madeの日本事業統括。WordPressをコアに、エンタープライズやパブリッシャーのためのもろもろの機能(WordPressプラグインや開発環境、AWSサービス群)を束ねたDXP、Altisの普及を促進しています。

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