2020年バンコク開催を目指すWordCamp Asiaのプロポーザルのドラフトが出ました。

Make WordPress Community に投稿されたプロポーザル

WordCamp Asiaは、WordCamp Europe、WordCamp US、WordCamp Nordicに続くRegional WordCampのひとつとして、計画されています。現在は、

  • WordCamp Nordic のプロポーザルを下書きにしたプロポーザルの策定作業が進行中
  • 会話は 専用のSlack で、策定作業は Google Document で行われている
  • 時々オンラインのミーティングもある

といった状況です。今後のステップとしては、

  • 上記の投稿を経て、フィードバックや提案策定者のさらなる参加を待って、提案を改善する
  • グローバルチームのリードを選び、彼/彼女がWordCamp Centralに公式な申請を行う
  • グローバルチームの再編(各国からの参加者のバランスなど)を行い、ローカルチームの結成を行う

しています。話し合いに参加したい人たちは、Slackでお待ちしています。Make WordPress Slack と同様に、[wordpress.orgでのユーザー名]@chat.wordpress.org のメールアドレスを利用して参加できます。上記の投稿は2019年4月12日までコメントを待つことになっており、その後、続きの作業がさらに本格化する見込みです。

WordCamp Asia の意義

WordCamp Asia の意義として目指しているのは、WordCamp Europeがヨーロッパの各コミュニティで果たしている役割に近いでしょう。各地のオーガナイザーやコミュニティーへの貢献者たちが集まり作業することで、より幅広く横断的なコミュニティーを形成するのと同時に、まだ WordCamp が実施されたことのない地域が活性化され、そのサポート体制が整うことを目指す、といった内容です。

なぜバンコクか

WordCamp Asia の開催の話し合いは、バンコクやシンガポール、WordCamp EUなど、アジアのコントリビューターが集まる場所で何度も行われてきました。その中で、議論の中心にあったのが初回の開催地でした。今回の提案作成チームがバンコクを選定した理由としては、以下のことが挙げられています。

  • 地理的条件。アジア地域の中心に近く、各地からのアクセスがよい。
  • 治安や国の安定。政治的に比較的安定している。
  • ビザ。タイへの入国は他の国々(たとえば日本など)に比べて、格段に認められやすい。
  • 物価。食事、ホテルの料金などが他の国々(たとえば日本やシンガポールなど)に比べて、安めである。

今後の焦点

今後の焦点としては、実際に開催が実現するのか、その次の開催へ向けた体制が確立できそうか、ヨーロッパよりもさらに高い言語の壁への向き合い方、資金調達、チーム編成といったことが出てきそうです。楽しみですね!

Photo by Andreas Brücker on Unsplash

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