Before Gutenberg – ぼくのショートコードを守って

SPONSORED LINK

さて、この連載ではGutenbergの準備方法について書いているのだが、今回はショートコードである。現状、Gutenbergではショートコードブロックが存在する。

写真は筆者がrubyプラグインを対応させるために悪戦苦闘しているところ。

やや味気ないデザインではあるが、ショートコードに対応している。では、インラインショートコードはどうなるのだろうか? 次のような「文字列に圏点をつけるショートコード」を作成して試してみると……

add_shortcode( 'goma', function( $atts = [], $content = '' ){
  return sprintf( '<strong style="-webkit-text-emphasis: filled sesame">%s</strong>', $content );
} );
インラインでショートコードを書いてみる。
ちゃんと表示された! 引用元はカート・ヴォネガット Jr.「スローターハウス5」だが、適当に書いたので原文ママではない。

既存のショートコードに関してだが、こちらは一行に書かれている場合、ショートコードブロックに変換される。

こうなる!

さて、いったんまとめよう。

  • インラインショートコードはそのまま動作する。
  • 1行に書いたショートコードはショートコードブロックに変換される。

そういうわけで、デフォルトのショートコードに関しては問題なく動くといってしまって良いのではないだろうか。「ネスト(入れ子)にしたショートコード」については検証していないのだが、そもそもネストしたショートコードを書くのがおかしいと筆者は思っているので、ここでは検証しない。検証した人がいたら、ぜひコメントでお知らせいただきたい。

さて、タイトルの元ネタは「ぼくの地球を守って」であるのだが……

ぼくの地球を守って 1 (白泉社文庫)

ぼくの地球を守って 1 (白泉社文庫)電子書籍

作者日渡早紀

発行白泉社

発売日1998年3月18日

カテゴリーKindle版

ページ数306

Supported by amazon Product Advertising API

筆者がここで守りたいショートコードとはいったいなんなのか? それは、以前紹介したShortcakeによるカスタマイズである。

詳しくは記事を読んでもらいたいのだが、ShortcakeというのはショートコードにビジュアルUIを提供することで、Wysiwygを実現するものだった。かつてはベータプラグインに名を連ね、コアに取り込まれることを目指していたようだが、Gutenbergの登場によってお蔵入りになってしまった。

筆者がFacebookのAdvanced WordPressグループなどで訪ねてみたところ、Shortcakeのようなビジュアルブロックを提供する予定はいまのところないようだ。そうなるとどういうことが起きるかというと、筆者がCapital Pのために作った「Slackのログからインタビュー記事を作成する」というものすごい機能が劣化してしまうのである。

この記事は……
このようなUIで編集されていたのだが……
Gutenbergだとこうなってしまう!

これだと、編集体験が劣化してしまうので、なんとしても元の機能を保ちたいのだが、筆者が調査した限りでは、このコンバート機能をハイジャックする方法はいまのところ提供されていない。というより、Gutenbergではまだフックがあまり整備されていないのが現状だ。

そこで、次のような方針で当たりたい。

  • 既存のコンテンツについては「いじらない」という方針を貫く。過去記事が炎上した場合などはこの限りではないが、基本的には「ブロックに変換」を行わない。
  • 新しいコンテンツに関してはカスタムブロックを作成し、同じルック&フィールを提供する。

それでは、上記の内容を有料会員向けにお届けするとしよう。本来であれば広く読んでもらいたいのだが、筆者も生活がかかっているのだ、心を鬼にせざるを得ない。

続きの 72% を読み、添付されたファイルにアクセスするには、Gumroadでライセンスキーを取得してください!

SPONSORED LINK

この記事を書いた人

高橋 文樹

小説家であり、WordPress開発者。WordCamp Tokyo 2016のリードオーガナイザー。山梨に土地を持ち、DIYで家を建てている。小説と家づくりとWordPress開発の3種競技があれば日本代表有力候補。Kunoichiというテーマ・プラグインマーケットプレースを作成中。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新の情報をお届けします

Club Capital P

Club Capital PはCapital Pのファンクラブです。有料会員制となっており、Gumroad経由でサブスクリプションをご購入いただき、ライセンスキーを登録いただくことで、会員特典を受け取ることができます。